糖質を大量に食ったところで世界に通用するアスリートになれるとは思えないお話。
- 糖質制限
だいぶ前の話になりますが。
朝のニュース番組を見ていたら、7人制ラグビー日本代表選手の特集を組んでいました。
内容はこんな感じ。
『7人制ラグビー男子の日本代表である松井千士選手は昨年11月のリオデジャネイロオリンピック アジア予選で9トライを奪う活躍を見せ、五輪出場権獲得の立役者となった。特筆すべきは50mを5秒8で走るという俊足で、同志社大学でも主力選手としてトライを量産してきた。山神孝志監督から絶大の信頼を寄せられている。一方で進藤佑基トレーナーによると選手としての体重は足りないといい、しっかりとした栄養摂取とトレーニングを両立するしかないという。70kg台の松井選手は100kgあるような外国の選手が自分と同じスピードであることを目の当たりにし、まだまだ差を感じている。
松井選手は朝昼晩の3食をしっかりととり、授業の合間に間食するなど1日6食を心掛けている。ハードな練習前にも間食し、練習後の夕食もボリューム満点。デザートに餅を食べるなど徹底して炭水化物を摂取している。練習ではウェイトトレーニングを欠かさず続け、7人制ラグビー男子の日本代表としてリオデジャネイロ五輪でメダルを取れるように頑張りたいとコメント。』(goo テレビ番組より抜粋)
食事シーンが映っていましたが、目玉焼きと何かのソテー、キャベツっぽいサラダに、山盛りのごはん。
更に、この山盛りごはんをおかわりするらしいです。
間食は、クリームのようなモノが入ったコンビニで売っている菓子パン。
おいおい。
アスリートとして身体を作る必要があるんやんな?
ハードな練習を毎日してるんやんな?
ごはんと菓子パンでは身体できんやろ。
運動して壊れた筋肉に適切な栄養と休養を与えると、運動前よりも筋繊維が太くなります。
これを超回復といいます。
一般的にアスリートは、この「運動→栄養&休憩→超回復」を繰り返して筋肉を付け、いわゆる「身体を作る」作業をします。
ここで問題。
この「運動して壊れた筋肉」を回復させるのにナニが必要か?
ごはん?
パン?
その他の炭水化物?
いやいや。
筋肉がナニで出来てるか考えたら、こんな問題考えんでもわかります。
そう、答えは
「たんぱく質」
ごはんやら菓子パン食ってもタンパク質にはなりません。
海外の選手に負けないように身体を作る為にって、菓子パン食って海外の強豪選手に勝てるわけないやん…。
日本代表選手やのに、栄養管理する人物が周りにいないのでしょうか…。
これがもし、糖質制限で痩せるリクツの逆を狙って、脂肪を付けて体重を増やしたい、そのために炭水化物(糖質)を大量に摂取してるなら、それはそれでちょっとどうなんと思います。
なぜか?
だってこんな食事してたら
糖尿病になってしまうから
何故、こんな食事をしてたら糖尿病になるのか?なのですが、ブログ読者の皆さんはもう御存知ですよね。
その説明をするその前に。
何故、糖質を大量に摂ったら太るのか?
これもブログ読者の皆さんは御存知でしょう。
まず、糖質を食べると消化吸収されて血糖値が上昇します。
すると、膵臓のからインスリンというホルモンが分泌され、筋肉中に糖を取り込みます。
ですが、取り込める量に限界があるので、大量に糖質を摂った際は、大量に血中の糖が余ります。
この余った糖はこのインスリンによって中性脂肪に変えられて、脂肪として身体に蓄えられます。
なので太ります。
で、先程の糖尿病になっちゃう理由ですが、糖質を摂ると膵臓からインスリンが分泌されると先ほど書きました。
膵臓という臓器自体がそんなに丈夫な器官ではありません。
糖質を大量に摂るとインスリンが大量に分泌され、膵臓に負担を掛けます。
これを朝から晩まで1日数回、365日、何年にもわたって繰り返すとどうなるか?
膵臓が疲弊してしまい、インスリンを分泌できなくなって、ついには糖尿病になってしまいます。
前出の選手、脂肪で体重を増やすのなら、炭水化物(糖質)を大量に摂取するより、脂質を摂取する方がそのまま脂肪として蓄えられますし、何より近い将来糖尿病になる危険を回避できるんじゃないかと私は思います。
まあ、この当りをちゃんと指導できる人物がいないのは、この選手の周囲に限ったことじゃないでしょうけれど…
日本のスポーツ選手を取り巻く環境って、まだまだお寒いなと感じた、あらてつでした。
