人工甘味料を「一括り」にする危険性
- 糖質制限
以前は、なにがあろうが朝食はしっかり食べてたのですが、昨年の夏くらいから食べなくなりました。
夜も、昨年の秋くらいから、汁物を食べるだけになりました。
「そんなんで足りるの?」
とよく聞かれますが、足りるか足りないかは意識の問題であって、身体を維持するのに必要な量以上は食べる必要はないと思います。
やせたいけど食べるのやめられないでは、一生やせられないと断言する、あらてつです。
何かを得るには何かを捨てないと手に入る訳がありません。
で。
私の食事とは関係ない今日の話題。
ここ数回、エリスリトールについて書きましたが、この話をしていると、よくこんな反応に出会います。
「人工甘味料って、結局どれも体に悪いんですよね?」
この一言に、実は多くの誤解が詰まっています。
まず最初に整理しておきたいのは、「人工甘味料」という言葉は、科学的な分類ではないという点です。
一般に「人工甘味料」と呼ばれているものの中には、
・化学合成された甘味料
・天然由来の成分を精製したもの
・糖アルコールのように、糖の仲間だが代謝がまったく違うもの
など、性質がまったく異なるものが混在しています。
たとえば、
• アスパルテーム
• スクラロース
• アセスルファムK
といった甘味料と、
• エリスリトール
• キシリトール
• ソルビトール
は、構造も代謝も体への影響も別物です。
にもかかわらず、「人工甘味料」という一つの言葉でまとめてしまうと、
「Aが問題だった」 → 「だからBも危険に違いない」
という、非常に乱暴な話になってしまいます。
これは、
「薬は全部危ない」 「脂肪は全部体に悪い」
と言っているのと同じです。
実際、医学や栄養学の世界では、物質は一つひとつ個別に評価されます。
エリスリトールについても、
• 血糖値への影響
• エネルギーとして使われるか
• 体内に蓄積するか
• 長期摂取時の安全性
こうした点が、数十年にわたって個別に検証されてきました。
その結果、
• 血糖値を上げない
• エネルギーにならない
• 体内でほとんど利用・蓄積されない
という性質が、繰り返し確認されています。
一方で、「人工甘味料は危険」という話の多くは、
・特定の甘味料のデータ ・動物実験 ・後ろ向き研究 ・極端な摂取条件
を切り取って、すべてを一括りにした議論であることが少なくありません。
前回の記事でお伝えしたように、
「血中エリスリトールが高い=摂取したから」
とも限りません。
物質の名前だけを見て判断するのではなく、
• それが何者なのか
• 体の中でどう振る舞うのか
• どんな研究で、何が示されているのか
ここを見ることが、本当は一番大切です。
糖質制限に限らず、健康情報全般に言えることですが、「まとめて怖がる」ほど、判断は雑になります。
一つひとつ、冷静に、個別に見ていく。
それが、情報に振り回されず、長く続けられる食事と健康管理につながると、私は思います。
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