糖尿病と歯周病の話― 褒められてても、油断したらアカン話 ―
- 糖質制限
いきなりですが。
私、虫歯が一本もありません。
これ、ちょっとした自慢です。
半年に一回、メンテナンスを兼ねて歯科医院に行くのですが、毎回、ほぼ決まって褒められます。
「すごくきれいに磨けてますね」
「歯ぐきもいい状態ですよ」
ですが、カルテをよく知らない若いインターンのドクターに診てもらうと、だいたい次に来るのがこの流れ。
「着色がけっこうありますね。タバコは吸われますか?」
……吸いません。
完全に、お茶とコーヒーの飲み過ぎです。
ここで疑問が。
お茶とコーヒーの飲み過ぎで歯が着色するなら、内臓は着色しないんでしょうか?
ご存知の方がいたら教えて欲しい、あらてつです。
染まっても不思議じゃないと思うのですが…。
で。
先日、いつものメンテナンス中に、歯科衛生士さんからこんな一言を聞かされました。
「糖尿病の方は、歯周病になると治らないので、ほんとに気をつけてくださいね」
そうやん……。
これは“歯がきれい”とか“虫歯があるかどうか”の話とちゃう。
糖尿病と歯周病の関係は、私にとってはあまりにも当たり前すぎて、逆にこれまで一度もブログに書いてこなかったテーマです。
ですが、当店のヨナハに糖尿病と歯周病の関連について話をしたところ、全く知りませんでした。
糖尿病の合併症というと、網膜症・腎症・神経障害が有名ですが、歯周病は上述のとおりあまり知られていません。
ところが、日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」では「糖尿病と歯周病」だけで丸々1章使われています。
それくらい、歯周病は“重要な合併症”。
歯周病って、「歯ぐきの病気」だと思われがちですが、実際は慢性炎症です。
しかも、糖尿病があると
・血糖が高い
・免疫が落ちる
・血流が悪くなる
この三拍子がそろって、
👉 歯周病になりやすく
👉 進行もしやすい
ここまでは、「まあ、そうやろな」というお話。
問題はその逆です。
歯周病があると、口の中で起きている炎症がじわじわ全身に影響して、インスリンの効きを悪くする。
つまり、
糖尿病 → 歯周病が悪くなる
歯周病 → 血糖コントロールが悪くなる
という、見事な悪循環が完成します。
実際、歯周病の治療をするとHbA1cが改善する、という報告も、ガイドラインにちゃんと書いてあります。
これ、めちゃくちゃ大事な話なんですが、意外と誰も教えてくれません。
血糖値を下げる=
薬を増やす、
食事を変える、
運動をする。
もちろん大事です。
でもその前に、歯ぐき、見てますか?
歯周病って、痛くならないまま進むことが多いんです。
気づいたときには、「え、もうそんなに?」ということも珍しくありません。
糖尿病の管理は、血液検査だけでは完結しません。
口の中も、立派な“血糖管理の現場”。
今日はぜひ、そんな視点を持ってもらえたらと思います。
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